POSTERS FOR JAPAN - 100 TING TIL ETTERTANKE
5月にオスロで開催された、東日本大震災の被災地のためのチャリティ・イベント "Posters for Japan - 100 ting til ettertanke (Posters for Japan -100のこと 再考)" の東京展が、10月28日から始まる東京グラフィックパスポート2011で開催されます。
※Posters for Japan プロジェクトは、ノルウェー在住の日本人を中心とする有志グループ「Støttegruppe for Nordøst-Japan (東日本大震災支援グループ)」が立ち上げたプロジェクトです。
被災者への思いやりを、ノルウェーと日本を中心とする世界の106人のアーティスト、クリエイター、デザイナー、建築家がそれぞれのメッセージを込めてポスターの形に表現し、来場者に購入してもらおう、というもの。この趣旨に賛同し、ノルウェーデザインのハブとして知られるDogA(ノルウェーデザイン建築センター)が会場を提供しました。オープニングには800名が詰めかけ、被災地の小学校にランドセルを贈る活動を行ったセーブザチルドレン・ノルウェーのフィリップ・クラブツリー(Philip Crabtree)氏が、訪れた被災地の様子などを語りました。ポスターは一枚500ノルウェークローネ(約7千円)で販売され、売り上げは被災地の為に活動する日本のNPO団体や、ローカルに支援する小さな団体などに寄付されました。また、同時に開催された子どものためのワークショップで書かれたメッセージが、仙台市、石巻市、相馬郡新地町の小学校へ届けられました。
今回の東京展ではノルウェーの作家を中心とする60の作品が展示・販売され、売り上げは全額が、被災地の子ども支援のための「ハタチ基金」と、被災地の写真洗浄・複写を行う「日本社会情報学会 思い出サルベージプロジェクト」に寄付されます。
ヴィジュアル・コミュニケーションの一大イベントである東京グラフィックパスポートでの展示は、作家が被災地に寄せた思いを来場者に感じていただくと共に、現代ノルウェーのグラフィックアートを広くご紹介する場となります。
POSTERS FOR JAPAN - 100 TING TIL ETTERTANKE
(Posters for Japan- 100のこと 再考)
会 期:10月28日(木)~31日(月)11:00-19:00 最終日は16:00まで、入場無料
会 場:3331Arts Chiyoda
千代田区外神田6-11-4
主 催:Støttegruppe for Nordøst-Japan (東日本大震災支援グループ)
協 力:東京グラフィックパスポート、ノルウェー王国大使館
協 賛:Allkopi、Roros Tweed (ロロスツイード)
■ 写真: So Takahashi
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