映画「4月の涙」
1918年に起こったフィンランド内戦を舞台にしたラブストーリー「4月の涙」が公開されています。
フィンランド内戦とは、ロシア革命による独立問題と国内の階級対立があいまって、同じ民族同士が右派と左派に分かれて戦った内戦です。
この物語は、そんな極限状況下で敵兵同士として出会った男女の悲恋を物語の軸に据えながら、“愛”と“生”と“死”を見つめたストーリになっています。さらに、言葉に頼らず映画的な手法を駆使した演出は、繊細にして大胆です。フィンランド映画というと、カウリスマキ兄弟が有名ですが、新たに確かな技量を持った新しい才能が着実に育っていることを、この映画は教えてくれます。
1918年に起こったフィンランド内戦を舞台にしたラブストーリー「4月の涙」が公開されています。
フィンランド内戦とは、ロシア革命による独立問題と国内の階級対立があいまって、同じ民族同士が右派と左派に分かれて戦った内戦です。
この物語は、そんな極限状況下で敵兵同士として出会った男女の悲恋を物語の軸に据えながら、“愛”と“生”と“死”を見つめたストーリになっています。さらに、言葉に頼らず映画的な手法を駆使した演出は、繊細にして大胆です。フィンランド映画というと、カウリスマキ兄弟が有名ですが、新たに確かな技量を持った新しい才能が着実に育っていることを、この映画は教えてくれます。
監督:アク・ロウヒミエス
原作:レーナ・ランデル
出演:サムリ・ヴァウラモ、ピヒラ・ヴィータラ、エーロ・アホ
5月7日(土)から全国順次公開中
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